禅の教えから学ぶYOGAの道
10年前、ヨガ指導者養成講座ではじめに習ったのは『十牛図』でした。
悟りに至るまでの道のりを10の段階で表現した禅の教えを図と詩で描いたものです。
牛(「真の自己」の比喩)を捕まえ、逃げ出した牛を探し、飼いならし、最終的に牛も自分も忘れて自然体となる過程を描いています。
ヨガなのに、なぜ禅の教え?と思ったけれど
十牛図を習ううちに、私が知りたかったことは悟りへの道のり・人としての在り方なのかもしれないと興味関心が沸いたことを覚えています。
さて、今回はその十牛図を題材にした「黒の牛」という映画を、師と一緒に観に行くことができました。
しかも映画監督のトークショーとサイン会もあるということで、どんな想いで映画の製作をされたのかもうかがい知る絶好の機会でした。
テーマは、 内なる宇宙と森羅万象、禅の「十牛図」から紐解く大いなる円環
映像はモノクロ セリフ最小限
火、雨、霧、土、泥、雪、風
関係が変化していく黒い牛と私
発展していく町の様子、人々の服装、暮らし、政治的な背景
変わっていく私と変わらない私
スクリーンに映し出される光と影
計算しつくされているであろう音の中で
自己と向き合う体験が起こり
静かでそれこそ自然体なわたしがいました
この映画は何度観ても気づきがあるだろうなと想像しますし
瞑想体験ができてヨガの実践にとても近いものを感じました。
上映後の蔦哲一朗監督による舞台挨拶では、観る人の感性で楽しんでもらいたいというお考えから、深くは語られない部分もありましたが、
自然や動物への憧れも強い方で、共感できる面がいくつかありました。
また、この作品が構想から完成まで10年かかったこと、
その間に資金集め告知活動等にも5年かかったこと、
音楽担当の坂本龍一さんの目に留まり、大きく広がっていったことを伺いました。
私が大好きなダンサーの田中泯さんも出演されることになるなど、
蔦監督の情熱のおかげで私のもとにこの映画が届き、大切な人と一緒に観ることができてありがたくて、サインまでいただいちゃいました。
私は、早くゴールを達成したくて、早く答えが知りたくて、飛び級してしまいたくなるところがあるのですが、十牛図や蔦監督のようにゴールまでのプロセスを淡々と経験していくことによって、動物や自然には体験できない「人」の深みや広がりに繋がり、それが結果的に自然界へと還元されていくのだろうなと思いました。
この映画は禅をテーマにしているけど、ヨガも同じ思想、哲学だなと感じます。
観覧後は、みんな大好きなおいしいお酒をいただきながら感想を語り合えるという最高な時間に。
その後、2軒はしご(笑)
話は尽きませんでしたが、たくさんのアドバイスをもらったり原点回帰になったのでとても新鮮な気持ちでこのブログを書いています。
この映画からと師から教わった、内なる宇宙と繋がることを忘れないようにしたい。
そして森羅万象との大いなる円環の美しさに敬意を払える自分でいたい。
結果、長い夜になりましたとさ🍻幸せな時間でした👍
★おまけ★
しばらく会えていなかったもう一人のヨガの師に映画館でバッタリ🎵
目を見て話しができ、瞳がキラキラしておられて忘れられません°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
とても嬉しい再会もあって感無量の1日でした💛
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